沖縄県内で風しんの患者が発生
県内では、今年度初となる風しん患者の発生について、平成30年10月9日付で那覇市保健所より報道発表がされています。
さらに、10月10日付で沖縄県より2例目の患者が確認されたことが発表されました。
2名の患者は発症時期が近いですが、それぞれの関連や感染源については不明とのことです。
関東地方を中心に風しんの流行が継続していることから、今後も県内で患者が発生する可能性があります。
プレスリリース(沖縄県感染症情報センター)H30.10.10 →https://www.town.motobu.okinawa.jp/download_file/view/1844/1798
風しんの届出数の増加に伴う注意喚起について
現在、例年と比較し、関東地方で風しんの届出数が大幅に増加しております。この時期は、県内外への旅行者も多いため、今後、全国的に感染が拡大する可能性があります。
妊娠中の方は
風しんは、妊娠している女性が感染すると、白内障や先天性心疾患、難聴などにかかる「先天性風疹症候群」の子どもが生まれてくる可能性があります。
妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、風しんの抗体を持たない、または抗体価が低い妊婦の方は、可能な限り人込みを避け、不必要な外出を控えるようにしてください。
妊婦の家族、または妊娠を希望する女性の方は
妊娠中の女性の夫、子ども、その他の同居家族や、妊娠を希望する女性または妊娠する可能性の高い女性のうち、風しんにかかったことのない方、風しんの予防接種を受けたことがない方は、接種をご検討ください。大人の予防接種に関しては、医療機関にお問い合わせください。
大人の風しん予防接種費用の一部を助成します。助成対象者や助成額等については↓
https://www.town.motobu.okinawa.jp/download_file/view/1657/1798
子どものMR(麻しん・風しん)予防接種について
以下の対象者は、無料で受けられますので、早めに予防接種をうけてください。
定期予防接種対象者
第1期:1歳のお子様
第2期:小学校入学前のお子様(平成24年4月2日~平成25年4月1日生まれ)
風しんの感染拡大を防ぐため、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。