県内での麻しん(はしか)・風しん患者の発生について
県内で4年ぶりとなる「麻しん(はしか)」が今年3月20日に確認されて以後2か月の間に感染が急激に広まりました。6月11日に沖縄県における「麻しん(はしか)」流行の終息が宣言されましたが、平成30年11月12日に沖縄県内にて今年102例目となる麻しん患者が報告されました。また、平成30年10月9日付で那覇市保健所より風しん患者の発生についても報道発表がされており、10月31日までに7名への感染が確認されています。
麻しんは感染力が非常に強く、小児が感染すると肺炎、中耳炎、脳炎などの合併症を起こすことがある感染症です。
また、妊娠早期の妊婦が風しんにかかると、出生児が先天性風しん症候群(眼や耳、心臓に障害が出ること)になるため、注意が必要です。
◆麻しん・風しんに感染しないためには予防接種が重要です
・定期予防接種(MR第1期:1歳、MR第2期:小学校就学前の1年の間)がまだの人は早めに予防接種を受けましょう。
・母子手帳などで接種履歴や感染履歴を確認できない場合は予防接種を受けておくことをお勧めします。