予防接種

公開日 2023/10/01

定期接種と任意接種について

赤ちゃんはお母さんのお腹にいるときにへその緒を通じて免疫を受け継ぎますが、その免疫は生後6か月頃までになくなります。そこで、赤ちゃんを守る一つの手段として予防接種が大きな役割を果たします。

予防接種には、予防接種法といわれる法律に基づいて市区町村が主体となり実施する「定期接種」と、予防接種法において規定はされていませんが、希望する方のみ各自で接種することができる「任意接種」があります。

現在、日本では定期接種として認められているワクチンが9種類あります。

定期接種は対象年齢内であれば、基本的に公費負担(無料)で接種することができます。

定期接種の対象年齢はワクチンによって異なるため予防接種一覧をご確認ください。

令和6年度予防接種一覧[PDF:1.09MB] 

定期予防接種

定期予防接種は対象者へ個別に通知します。

令和6年度 個別予防接種受託医療機関一覧[PDF:443KB]

内容 対象年齢 詳細
ロタ

・ロタリックス 出生6週0日後~24週0日後

・ロタテック  出生6週0日後~32週0日後

ロタ[PDF:279KB]
B型肝炎 生後2ヵ月~1歳未満 B型肝炎[PDF:195KB]
小児用肺炎球菌 生後2ヵ月~5歳未満 小児用肺炎球菌[PDF:150KB]
DPT-IPV-Hib(5種混合) 生後2ヵ月~7歳6ヵ月 5種混合[PDF:222KB]
BCG 1歳未満 BCG[PDF:238KB]
水痘(みずぼうそう) 1歳~3歳 水痘(みずぼうそう)[PDF:181KB]
MR(麻しん・風しん)

1期:1歳~2歳未満

2期:小学校就学前の1年間

MR1期[PDF:197KB]

MR2期(R6年度版)[PDF:204KB]

日本脳炎

1期:3歳~7歳6ヵ月未満

2期:9歳~13歳未満

日本脳炎[PDF:662KB]
DT(ジフテリア・破傷風) 11歳~13歳未満 DT(ジフテリア・破傷風)[PDF:161KB]
HPV(子宮頸がん予防)

小学校6年生相当~高校1年生相当の女子

※R6年度キャッチアップ対象者:H9年度~H19年度生まれの女子

HPV[PDF:909KB]
緊急風しん対策 S37.4.2~S54.4.1生まれの男性 緊急風しん対策[PDF:216KB]

HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの個別案内について

HPVワクチンによる接種部位以外の身体の広い範囲で持続する疼痛の副反応症例について十分に情報提供できない状況であったため平成25年~令和3年度まで積極的勧奨を差し控えていました。しかし、副反応のリスク以上にワクチンによる有効性が上回ることが認められたためHPVワクチンの積極的勧奨を再開することとなりました。

HPVワクチン定期対象者用リーフレット(概要)2024年度版[PDF:2.72MB]

HPVワクチン定期対象者用リーフレット(詳細)2024年度版[PDF:3.58MB]

HPVワクチンを受けたあと[PDF:1.24MB]

HPV(子宮頸がん予防)ワクチンキャッチアップ

平成25年度より積極的勧奨(個別通知案内)が差し控えられていたHPVワクチンですが、令和4年度より個別通知の案内を再開します。

接種勧奨を差し控えていたことにより、予防接種の機会を逃してしまった平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性で、HPVワクチンの3回接種を完了していない方は令和7年3月31日まで公費(無料)で接種することができます。予診票を紛失してしまった方は子育て支援課までお問い合わせください。※3回の接種を完了するには約6か月の期間が必要です。9月末までに1回目の接種を完了させてください。 

HPVワクチンキャッチアップ対象者用リーフレット2024年度版[PDF:2.15MB]

 

HPVワクチンを自費で接種した方へ

HPVワクチンの接種勧奨差し控えにより、定期接種の年齢を過ぎて、HPVワクチン接種を行った方の接種費用を償還払いで助成します。

償還払いのご案内[PDF:277KB]

HPVワクチンに係る任意接種償還払い申請書[PDF:410KB]

HPVワクチンに係る任意接種償還払い申請用証明書[PDF:332KB]

日本脳炎(特例)

 日本脳炎は通常、生後6ヵ月~7歳6ヵ月になるまでに計3回接種し、9歳~13歳未満の間に1回接種します。しかし、平成17年の積極的勧奨の差し控えにより、予防接種を受ける機会を逃した方がいます。平成14年4月2日~平成19年4月1日生まれのお子さんで、1期(3回)、2期(1回)の計4回の接種を受けられなかった方は20歳未満までの間に不足分の接種を受けることができます。接種を希望する方は、子育て支援課までお問い合わせください。

定期外予防接種

定期予防接種以外で、本部町が独自に接種費用を助成する予防接種です。

内容 対象者 詳細
MR(麻しん・風しん)行政措置予防接種 2~19歳未満で定期接種を受けることができなかった方 MR(麻しん・風しん)行政措置予防接種[PDF:240KB]
本部町風しん予防接種費用助成

年齢:女性19歳~50歳、男性19歳~60歳未満

妊娠を希望している方、その夫またはパートナー

※一度助成を受けた方は対象外

本部町風しん予防接種(R6年度版)[PDF:281KB]

本部町風しん助成申請書[PDF:135KB]

長期にわたり療養を必要とする疾病にかかった方への定期予防接種の機会の確保について

 予防接種法で決められた定期予防接種(インフルエンザを除く)の接種対象時期に、特別の事情※により予防接種を受けることができなかったと認められる方について、その事情がなくなった日から起算して2年を経過する日までの間、定期予防接種として受けることができるようになりました。対象期間に年齢制限がある予防接種もありますので、詳細については子育て支援課までお問い合わせください。

※重症複合免疫不全症や白血病などの病気にかかり、やむを得ず予防接種を受けることができなかった場合などに限ります。

副反応

通常みられる反応

ワクチンの種類によっても異なりますが、発熱、接種局所の発赤・腫脹(はれ)、硬結(しこり)、発疹などが比較的高い頻度で認められます。通常、数日以内に自然に治るので心配の必要はありません。

重い副反応

予防接種を受けた後、接種局所のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状があったら、医師の診察を受けてください。お子さんの症状が予防接種後副反応疑い報告基準に該当する場合は、医師から独立行政法人医薬品医療機器総合機構へ報告が行われます。

この場合、救済の審査を実施した結果、厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく健康被害救済の給付の対象となります。

*予防接種健康被害救済制度について(厚生労働省HP)

【お問い合わせ】

本部町役場 子育て支援課 予防接種担当

TEL:0980-47-2103